今日もお仕事お疲れ様です⚘
前回は、「リストの表記を整える方法」についてご案内しました。
前回の記事はこちら 【ととのう編】
第一回の記事はこちら【操作・選択編】
今回は【 住所の整理 】についてお伝えします!
たとえば…
自社でお持ちのリスト、
いろんなところから集めてきたり、手入力のミスで住所の表記の仕方がぐちゃぐちゃ・・・
東京都大阪府中央区安土町2-3-4
大阪市北区梅田3-4
福岡県福岡県博多区博多駅南6
東京渋谷区道玄坂5-6-7
大阪府大阪市中央区北区梅田4-5
郵便番号列にハイフンがあるものとないものがある…
123-4567
1234567
234-5678
3456789
一つ一つ目で確認して直していくのは非常に大変です!!!
*⋆ 住所 が ととのう
エクセル関数 5 選 ⋆*
【拡大表示する】
()カッコ内には作業したいセルを入れてください◎
小文字でも大文字でもどっちでも大丈夫です(jisでもJISでも)
基本的に住所整理は
仲間外れを探して、直していくという作業がメインになっていきます。
まずは下ごしらえとして、
前回のととのうう編で案内した「JIS関数」「ASC関数」で
住所は全角に、郵便番号は半角に統一していきましょう。
全角半角が揃うと異なるものがみつけやすくなります!
都道府県を抜き出す LEFT関数
=LEFT(セル,3)
住所の列の隣に一列新しい列を挿入して、
LEFT関数で右から三文字を抜いてみましょう。
そうすると、
・終わりが「市」になっていたり、(大阪府ではなく大阪市になっている)
・数字が入っている(住所セルに郵便番号が混在している)
など、
都道府県名以外のものがはいっていると、
何かがおかしいという判断材料になります。
変なものは直していきましょう。
注意点として、神奈川県・和歌山県・鹿児島県の3県は4文字なので
県が抜かれませんので、もし必要があれば
エクセルの置換機能を使って置換してください。
例:「神奈川」→「神奈川県」に置換
特定の文字が何個あるか数える
=LEN(セル)-LEN(SUBSTITUTE(セル, “文字”, “”))
セルのところに、調べたいセルNo
文字のところには数えたい文字を入力してください。
LENは数を数える関数なので、
その文字がセル内になければ 0
文字がセル内にあれば何個あるかの数字が表示されます
例えば県という文字で確認した際に2と表示されるものは
県名が二つ入っていたりするものを確認できます。
注意点としては、2個あるものが全部間違っているわけではなく、
四日市市 や 市川市 などは「市」が2つあったり
長野県松本市県(あがた)や
東京都千代田区など後に続く地名によっては複数あるケースもあります。
1列設けて、おかしいかも?というものにフラグを立て
あとでフラグが立ったものを住所順に並べると
特に問題が無い住所のところがわかりやすくなります。
最後に郵便番号にハイフンを付与するには
=REPLACE(セル,4,,”-“)
が使えます。
4文字目のところにハイフンを入れる、という意味になります。
以上が住所整理の時によく使う関数になります。
住所の間違ってそうなものを見つけるのにお役立てください。